近年、世界中の各自動車メーカーは電子制御により各部のシステム(エンジン、オートマチック・トランスミッション、ABSシステムなど)をスムーズに、また、効率良く制御するために、より複雑なコンピュータを搭載し市場に送りだしています。スキャナーはこのコンピュータ制御の各部の必要な情報を、短時間に、また、正確に読み取ることができる診断機器です。
●基準値データベース機能
カートリッジの一つは各自動車メーカーの特定車両(年式ならびに型式)より発生されるコンピュータデータを読み取り正常値との比較を行います。
●トラブルシューター機能
他のカートリッジはトラブルシューターと呼ばれ、問題の発生源と思われる場所を特定し、関連するトラブルコードを表示します。このトラブルシューターは、OBD-II 搭載車の整備傾向、チェックポイントなど、熟練した自動車メカニックの経験と知識をデータとして蓄積し開発されたものです。
●アプリケーション機能
自動車メーカーによって異なる部品名などの略語表示機能があります。
●ABS診断機能
GM/Ford/Chrysler/JeepのABS機能診断(一部を除く)機能があります。
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