ATトランスミッション修理 オーバーホール


ミッションケース GM THM 700R−4です。

ベンツ722.5ミッション 5速です。
E320等に搭載されています。

バルブボディ GM THM 700R−4とCHRYSLER A518です。

パワートレイン CHRYSLER A518です。

ベンツ722.5ミッションのバックのクラッチディスクです。
写真左:装着されていたディスク
     フェーシング無くなっています。
写真右:新品です。厚みは、2.2mmあります。
これだけ減っているとバックしません。

油圧測定で、ATトランスミッションの診断をします。
油圧測定には、ライン圧とガバナ圧があります。
ミッションによっては、ガバナ圧の測定になります。



オートマチック用ギアオイル(ATF)

オートマチックトランスミッションは主にアメリカで発展したために、現在もゼネラルモータース(GM)とフォードの規格がATFの基準になっています。

ゼネラルモータースではATF「type A」、「Type Bデクスロン」、「デクスロンIID」、「デクスロンIIE」と進化し、現在は最新の規格として「デクスロンIII」があります。

デクスロン規格の特徴として後から発表された規格はそれ以前の規格にも適合するということがあげられます。つまり、「デクスロンIII」はそれ以前のIIEやIIDを指定しているミッションに使用が可能です。(その逆、つまりIIDをIIIの代わりに使用することは出来ません。)

新しい規格になるに従って、オイルの性状の低温流動性が増しています。
理由としては

電子制御がすすみバルブ類のコントロールにあまり粘度が必要無くなった事。

高トルク化に伴い、発熱量が多く冷却効果を上げるため。

低粘度化により、フリクションロスを抑えるため。

ミッション自体が小型化に伴い、少ないオイルで流量を確保するため。

等が考えられます。


フォードはGMと若干違った開発をしており、(GM→スムーズなギアチェンジ、フォード→素早いギアチェンジ)オイルも共用出来なかったのですが、最近の技術で両方の規格をクリアする商品が出てきています。


オートマティックトランスミッションフルード(ATF)の主な役割
制御作用 変速機能を行う多数のバルブ類をコントロールする役割
潤滑作用 ミッション内のギアやクラッチ等の摩耗を防ぐ役割
冷却作用 特にトルクコンバーター部分を冷却する役割。


参考:ATトラブルとATF劣化の関係



MOTUL Product Line-Up

ATF 1A

DEXRON III

ATFオイルを抜いたところの写真です。(使用済みATFオイル)

ATFオイルの新油の写真です。

左 新品オイルフィルター
右 使用済みオイルフィルター

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